AC/DCといえば、そのロゴマークがあまりにも有名です。AC/DCの曲を聞いたことがない、何のことかわかっていないという方も、そのロゴは知ってる、プリントされたTシャツ持ってる、という方は少なくありません。
バンドの公式サイトでも、
『あなたの名前のイニシャルをAC/DCのロゴ風に表示する公式ロゴ・メーカーが登場。6年ぶりの新アルバム『POWER UP』のリリースを記念したもので、このアルバムのジャケットカヴァーに登場するロゴ風に表示されます。あなたの名前を入力するだけでロゴが無料で作れます。』
■AC/DCロゴ・メーカー
https://you.acdc.com/
というものが登場したり、ちょっとネットで調べればAC/DCのフォントに変換してくれるジェネレーターが沢山でてきます。
今や日本ではバンドよりも知名度が高いかもしれないAC/DCのロゴですが、ではその起源はいつだったのでしょうか?
このロゴは、1977年発売の4枚目のアルバムである『ロック魂』のジャケットで初登場しました。デザイナーはGerard Huerta氏。後にTIME誌のロゴ等も手がける、有名デザイナーです。
当初は『ロック魂』のアメリカ版のみ使用するという契約だったそうですが『地獄のハイウェイ』からまた使い出して、それからずっと定着する人気のロゴになりました。
余談ですがGerard Huerta氏には『ロック魂』での使用料しか支払われておらず、それ以降については無許可で今日に至る、なんて話もあるようです。Gerard Huertaが大物になりすぎて訴訟などにはなってないようですが…いけませんね!
そんなこんなでバンドだけではなく、ロゴマークも世界的な人気を獲得してるAC/DC。ちょっと街に出ればあのロゴのオマージュ?パクリ?のようなものに至る所で出会えます。
そんな、数あるオマージュロゴがある中、僕が知りうる中でぶっちぎりで秀逸な作品があるのです。しかも、ここ日本に!
皆さま「餃子の王将」はご存知でしょうか?大阪王将じゃない方です。皆さんの思い浮かべる餃子の王将とはこっちですかね?
しかし、餃子の王将には別パターンのロゴがあるのです。コップなどによくプリントされてます。それがこちら、
完璧すぎる…。
AC/DCオマージュロゴ界のチャンピオンは圧倒的に餃子の王将に決まり!他の追随を許さないキーポイントはやはり、なんといっても雷の部分をSで表現したところにあります。OH、HOの対照になっている部分も美しい。どこにもケチの付けようのないデザイン。
皆さんこれが完全美です。
先ほど街角の至るところでロゴのオマージュ作品が見れると言いましたが、こちらはマッサージ屋さんのロゴマークです。
僕自身も自分の本名からこんなものを作ったりしています。
僕自身は喜んでつくり気に入ってますが、正確にはロゴマークのオマージュではありません。しかしAC/DC関連の作品にはなっています。更に最近こういうバックドロップを使ってライブをしてる方にめぐりあったりもしました。
こちらもロゴではありませんが、フォントはAC/DCのものを使っています。素晴らしい作品ですね。
このように僕自身の周りだけでも、パッとAC/DCのロゴをオマージュした、又はそれに準ずる様々な作品に巡り会えることができます。
そこで今回はこういう企画はどうでしょう?
餃子の王将プレゼンツ
『王将を超えろ!AC/DCオマージュロゴ世界一決定戦!』
重ねて言いますが僕ですら、サッと見渡せばすぐにオマージュロゴに出会っています。そこでは僕は思うのです。
『世界で一体どれほどのオマージュロゴがつくられているのか?』
と。そしてその中には餃子の王将を超える作品があるのではないかと思うわけです。
というわけで、まずこの大会の出場条件です。挑戦者は作者はもちろん、街角で見つけることが出来た発見者、どちらでも構いません。応募したものが挑戦者となります。
大会スポンサー、並びに運営は餃子の王将にやってもらいます。これは、王者の義務です。文句はありますまい。メリットはあります。後で書きます。
実際の大会の進行は、まずは予選からです。日本全国、いや世界中からの届いた何万にものぼる応募作品を運営が審査します。ちゃんと英語での応募フォームも作らなければなりません。そして、集まった作品の中から、断腸の思いで9作品に絞ります。
ここからが決勝大会です。餃子の王将のロゴと9作品。計10作品を世に問います。これは世界中の人々による投票制になります。誰が勝ち残るのか!真の王者が決まります。
王将さん、もちろん賞金出してくださいね。餃子でも構いません。王将さんはもうお気づきかもしれませんが、これは莫大な企業アピールになります。しかもワールドクラスです。餃子の王将にもたらされる利益は計り知れないものとなるでしょう。
どうでしょう?とてもワクワクしませんか?
どんな素敵な作品に巡り合えるのか?餃子の王将を倒す者が現れるのか?とても盛り上がると思います。
その日本での盛り上がりを聞きつけたAC/DCはこういうのです
『次のツアー、JAPANも日程に入れろ。ところで餃子ってのは美味しいのかい?』
僕にはみえるぞー! AC/DCが京都の四条大宮、餃子の王将1号店にやってくる未来が!