今回よりAC/DCの5度目の来日の実現に迫るアイデアをどんどん考えていきたいと思います。
AC/DCを語る上で欠かせないキーパーソンは、ヤング兄弟なのは間違いありません。
ギターヒーローのアンガス・ヤング、そしてAC/DCの手綱を握っていたマルコム・ヤング(2017年没)は余りにも有名です。そしてAC/DCにはヤング兄弟はもちろん、ヤング一族全体が深く関わっています。
マルコムの病状がおもわしくない時からピンチヒッターとして代役を務め、マルコム没後にリズムギターとして正式に加入したスティーヴィー・ヤング。スティーヴィーはマルコム、アンガスの甥です。
そして、更に有名なAC/DCに関わったヤング一族と言えば、マルコム、アンガスの兄であるジョージ・ヤング。
ジョージは兄弟で1番早くギターを手にし『The Easybeats』というバンドで、一足先に音楽の世界で活躍します(僕のオススメは「SORRY」という曲です。かっこいいですよ)
そして、そんなジョージは初期のAC/DCのプロデューサーとなり、自分の成功、失敗の経験から学んだ事をマルコム、アンガスに伝えていくのです。
元々スコットランドに生まれ、生活をしていたヤング家はオーストラリアに移住し、そこで音楽活動を開始し、AC/DCにおいては世界的人気を獲得するに至るのですが、ヤング家の性分は元々スコットランド人の気質がそうなのか、オーストラリアに移住して色々な苦労があってそうなったかは僕には分かりませんが、とても一族、家族を大切にします。我々が想像つかないような絆があるのです。
色々な評伝などを読んでますと(AC/DCから自伝などは一切発売されていません)家族のつながりを大事にする故に、人と人とのつながりを何かしらの基準で線引きしており、メンバーであっても、ヤング兄弟が部外者だと思えば重要なミーティングには参加させない、というような話も目にしました。
そんなある種、閉鎖的なところを持つAC/DC、今回アプローチするところは正にそこです。まずAC/DCに関わるヤング一族の名前をもう一度並べてみましょう。
マルコム・ヤング
アンガス・ヤング
スティーヴィー・ヤング
ジョージ・ヤング
僕は、ある日この文字の並びをみて一つの事に気づいたのです。
皆さんはまるか食品株式会社という企業をご存知でしょうか?群馬県にある食品会社です。この会社、皆さんもよく知っていて、且つAC/DC並びにヤング家に通ずるとんでもないものを作っていたんです。
その名もペヤング
マルコム・ヤング
アンガス・ヤング
スティーヴィー・ヤング
ジョージ・ヤング
ペ・ヤング
この並びに入れても何の違和感もありません。ちょっと変えてこうすると、更に溶け込みます。
マルコム・ヤング
アンガス・ヤング
ペ・ヤング
スティーヴィー・ヤング
ジョージ・ヤング
うん。これだ!これが日本でAC/DCの知名度をあげる突破口になるかもしれない!日本に来たいと思ってくれるかもしれない!
とても人気のあるカップ焼きそばのペヤング。そこからペ・ヤングというヤング兄弟の末弟という架空のキャラを創り上げて、これで盛り上げるしかない!
僕は更に綿密に計画を練ることにしました。
このタイアップを成功させるにはAC/DCとまるか食品、どちらにも利益をもたらさなければならないのです。
そこで僕が考えたのが
まるか食品プレゼンツ
『AC/DCのヤング兄弟の末弟が日本にいた!
その名もペ・ヤング!Back in Black味!
〜We are looking forward to AC/DC coming to Japan.〜プレゼント応募QRコード付き』
を発売!というのはどうでしょう?
まあまあ、落ち着いてください。説明させてください。
ペヤングは発売されて今年で47年、つまりは47歳、おそらくヤング兄弟の末弟と言っていい年齢でしょう。そんなまるか食品のペヤングなんですが、大盛、超大盛、ペタマックスに留まらず、多種多様な展開をされています。しかも結構攻めています。
つまりはAC/DCとタイアップした新製品が発売されても何ら違和感はないのです。というわけで、まずはなんといっても核となる味から考えていきましょう。
Back in Black味ですが、黒ゴマペーストを基調にした、麺と絡めると真っ黒になるペヤングはどうでしょう?そして、もちろんとどめにブラックペッパーをふんだんにかけてもらいます。自分で書いてて美味そうです。そして映えます。SNSは黒いペヤング一色になるでしょう。
因みに以前ペヤング黒ゴマMAXというものを発売されています。色々調べた結果、これは似て非なるものです。黒ゴマMAXはペヤングに大量の黒ゴマをかけているだけです。エキセントリック且つ美味しそうではありますが、麺を黒くするのが目的であるBack in Black味とは違うものであり、Back in Black味に新たな衝撃が走るのは間違いありません。
さあ、品名と味が決まったところで更にAC/DCとどうタイアップしていくか、細かく設定していきましょう。まずはパッケージデザインを僕が考えましたのでこちらをご覧下さい。
完璧です。ペヤングのパッケージは攻めたモノも沢山あるのでこれぐらい攻めても大丈夫です。ただ、いま気づいたのですがQRコードは裏面にプリントしなければならないですね。We are looking forward to AC/DC coming to Japanというメッセージに熱い想いが込められています。
ここでタイアップ内容をまるか食品のメリットを挙げつつ説明します。
先ほども言いましたが、味が美味いし、映えます。インフルエンサーほっとくわけありません。そしてAC/DCのロゴがプリントされたパッケージ。元々ペヤングという市民権を得た焼きそばに新たにHR/HM勢が食いつきます。そして、そんなにAC/DCを知らないロック好きも確実に仕留めにいけます。何故ならロゴが可愛いからです。購買層が今より更に広がるのは間違いありません。
そしてQRコードからAC/DCとペヤングのコラボグッズの抽選に応募できます。ペヤングとAC/DCのロゴのコラボは勿論、AC/DCの末弟ペ・ヤングも架空のキャラとしてデザインして、ステッカー、タオル、Tシャツ、予算に余裕があればGibsonのSGを特賞に持っていきたいところです。
AC/DCのファンのみならず、元来のペヤングファン、グッズマニアがこぞって抽選に応募する為にペヤングを買い狂います。オシャレに見せる為にデザインには注力せねばなりません。そこはこの話が本当に動き始めたら相談役として僕もガッツリ関わりたいと思います。
問題は経費です。多分ごっそりロゴの使用料等イカレると思います。しかし、それらを支払っても、有り余る富を産み出すのは間違いありません。
あとはAC/DC側をどう説き伏せるか(メリットがあるか)の説明です。なので、実際AC/DC側に送る文書の内容を考えてみました。こんな感じでどうでしょ?
「親愛なるAC/DCへ
私達は日本の群馬県にある「まるか食品」です。1929年に創業し、主な業務としてインスタント麺の製造販売を行っております。従業員は100名を越え、去年の年商は○○円を売り上げて参りました。中でもインスタント焼きそばは、日本でトップレベルの売上をあげています。
今日、お話したいのが正にその「焼きそば」についてです。我々の「焼きそば」の名前が「ペヤング」という名前で47年前に発売され今日に至ります。「ペヤング」という名前は日本人に浸透しています。
我々まるか食品は従業員一同、AC/DCを愛しています。AC/DCの5度目の来日を待ち侘びています。そこで我が社の「ペヤング」を「PE・YOUNG」とヤング兄弟の末弟としたAC/DCの日本での人気に貢献できる商品を発売したいと考えています。
そこで『AC/DCのヤング兄弟の末弟が日本にいた!
その名もペ・ヤング!Back in Black味!
〜We are looking forward to AC/DC coming to Japan.〜プレゼント応募QRコード付き』
という商品の販売を大きな心で認めて頂きたいのです。
詳しくは後日新たなメールをお送りします。
日本でお待ちしています。
まるか食品」
どうですか?
まるか食品さん?
AC/DC?
聞こえてますか?
あまりにも雑な提案ですが、この計画が実現すれば、まるか食品さん、AC/DCに膨大な利益をもたらす事ができるのは間違いありません。
ただ、実現を妨げる大きな要因としては、これほど熱をもったAC/DCファンがまるか食品さんにいるかどうかです。良いと思うんだけどな!
ご静聴ありがとうございました。