あのスガキヤがとろ豚醤油ラーメンなる改まるラーメンを開発、新業態ラーメン店『金ことぶき。』を2025年2月27日(木)に愛知県名古屋市中村区野田町にオープンすることを発表した。野田町ってどこなんだ! 関西本線や近鉄名古屋線の八田(はった)駅から徒歩10分弱の場所だ、いやいや八田駅ってどこなんだよ!
スガキヤが作るロードサイドの本格ラーメン
リリースによると、店名の『金ことぶき。』は、100歳をお祝いする金寿に由来しており、長く愛さされるお店にしたいとの想いを込めているとか。そして、ここからが重要で、『スガキヤ』に続く第2の柱となる新業態のラーメン店としてロードサイドでの店舗展開を目指しているそうだ。
『スガキヤ』のような軽食やファストフード的なお店とは一線を画し、本格的なラーメンを楽しみたいと考える層に訴求すべく、既存業態とは異なるニーズに応えるとのこと。スガキヤの長年の麺とスープ作りのノウハウを結集した、これまでにない新しい本格ラーメン「とろ豚醤油ラーメン」をぜひ一度ご賞味いただきたい。はい、食べたいです。
『金ことぶき。』のメニュー
そんなスガキヤ新業態『金ことぶき。』のメニューをご紹介しよう。
メインは2種類のらー麺
■とろ豚醤油 金らー麺 790円(税込)
国産の豚バラ肉のみを使用した『とろ豚』を切りたてにこだわり、たっぷり敷き詰めた看板商品。
国産豚や親鳥ガラ、魚介だしから丁寧にとった店内仕込みのスープ。その旨味を最大限に引き出すために、有機白醤油とうすくち醤油をブレンドした特製のカエシを使用した独特の甘味と芳醇な旨味が特徴。
毎日食べても飽きない味を目指しました。
■とろ豚醤油 黒らー麺 890円(税込)
とにかく醤油にこだわった漆黒のらー麺。
香り高く深い旨味の天然醸造『日本一醤油』をベースに、コクのある再仕込み醤油とキレのある生醤油をプラスした独自のカエシに、店内仕込みのスープを合わせた深みが特徴。切りたての『とろ豚』とも相性抜群のクセになる味わいです。
一押しは手包み焼売
■手包み焼売(4ヶ) 530円(税込)
粗挽きの豚肉を使用することでひとくち噛むと肉汁が口の中でジュワッとひろがる、肉のうま味がたまらない大ぶりの焼売。1つ1つ店内で手包みして、蒸しあげた「金ことぶき。」の自信作です。
調理済みのサイドメニュー商品「しゅうまい」「唐揚げ」「炒飯」をテイクアウトすることも可能です。ぜひ、ご自宅でも「金ことぶき。」の味をお楽しみください。はい、楽しみたいです。
商品へのこだわり
1人前あたりスガキヤの10倍量の「とろ豚肉」チャーシュー
月間60頭分にもなる国産の厳選したチルド豚バラ肉を店内でじっくり煮込んだ、スガキヤの10倍量の肉を1人前に使用しているため男性でも満足するボリューム感。
チャーシューは切り立てでの提供にこだわり、柔らかくとろけるような食感にこだわりました。
毎日店内で仕込む熱々の金色スープ
「金ことぶき。」の金色に輝くこだわりのスープは毎日店内で仕込んでいます。
スガキヤラーメンの出汁に使用している魚介出汁に煮干しを加えて独自のスープを開発。通常は捨ててしまいがちなチャーシュー用の豚バラ肉を煮込んだ汁を親鳥のガラ、香味野菜と一緒に煮込み、丁寧にとった清湯(チンタン)スープを合わせました。
さらに、スガキヤのラーメンとは異なり背脂を使うことでより熱々のスープで提供いたします。
自社工場だからこそできるなめらかな食感の平打ち自家製麺
自社工場を持っているからこそ実現できる独自製法で作った自社製の平打ち麺を使用。
なめらかかつ程よいコシのある麺がスープとの相性も抜群です。
店舗へのこだわり
外観は店名の「ことぶき(寿)」をイメージしおめでたい色である金一色に、内装も赤と金で高級感のある非日常的な空間を演出。
また、スガキヤと同様にお客様に「早く」「安く」「美味しい」商品をお届けするため、チャーシューやスープなど手作業でのこだわりは残しつつも、スピード提供を意識して自動調理機械も導入し、効率を重視しています。
ランチタイム等の混雑時には座ってお待ちいただける待ち合い席もご用意しました。サービスにもより一層力を入れ、これまでのスガキヤ以上に活気のある店舗を目指すとのこと。
オープンキャンペーン
オープンを記念したキャンペーンも、2つご用意しています。
■各日先着100名様限定 半年間使えるオープン記念クーポン
期間:2月27日(木)〜3月2日(日)
概要:12枚綴りのラーメン50円引クーポンを各日先着100名様にプレゼント
■先着3,000名様限定 金こと らー麺ステッカー
期間:2月27日(木)〜なくなり次第終了
詳細はスガキヤ公式Xで公開、ぜひフォローしましょう! ステッカー欲しい!!
スガキヤの新業態『金ことぶき。』とは
ここまで、リリースに書かれた内容を記載しましたが、このスガキヤの新業態『金ことぶき。』が意味することを考察したい。いや、考察というほどの話ではなく、一歩踏み込み本格的なラーメン中華のお店に参入する事を意味しており、超激戦区にスガキヤが本気で参入することを意味している。フードコートやショッピングセンターにある『スガキヤ』とは全く異なるビジネスラインのお店であり、スガキヤの拡大ではなく新ブランドでビジネス拡大を目指すのでしょう。
先日も大学店舗閉店についてふれましたが、原材料及び人件費高騰で飲食店が苦境に立たされる今、スガキヤなりに攻めの戦略を見せているのだと思います。そのためにはリーズナブルな価格のスガキヤのイメージを払拭するブランド展開が必須であり、当然のことながら他のラーメンチェーンと戦うことができるラーメンのクオリティが求められています。
スガキヤには『らーめん寿がきや』というワンランク上のスガキヤを味わうことができる業態がありますが、それとは別に新たなブランドを立ち上げたことはスガキヤがスガキヤを超えるために求められるビジネス戦略なのでしょう。
と、ごちゃごちゃ書いたけど、とりあえず食べに行きたい、八田ってどこやねん!
『金ことぶき。 八田店』
オープン日: 2025年2月27日(木)11:00〜
住所: 愛知県名古屋市中村区野田町中深22-1
電話: 080-3699-5203
営業時間: 11:00〜21:00(ラストオーダー20:30)
その他: 駐車場15台/駐輪場有