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⑤ガッシーとカナポン

「Sugakiya冷たいスガキヤラーメン2人前」お店で頂いた時の衝撃を味わえる再現度

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のつづきです)

立ち上げメンバーの4人、西山さん、阿部さん、Dブラック、岩井がどうやって出会い、一緒にカレーフェスを始めるに至ったかも書いていく。

その前に、このタイトルに多用している「〇〇ってなんなん?」のような言葉について説明する。

元々はカレーフェスのチラシ裏面に書いていたイベント説明の文章「下北沢カレーフェスって何なん?」という文章がもとになっている。

私は滋賀県出身なので、「〇〇ってなんなん?」という言葉は方言としてなじみがあるのだが、この言葉をチラシに書き始めたのは西山さんで、西山さんはグンマ―(群馬県出身)だった。

てっきり関西出身の私にあわせてこの言葉を書いたのかと思ったら、群馬県でも「〇〇ってなんなん?」という表現があるそうで、西山さんなりの群馬愛がつまった表現だった。

おそらく発音した際のイントネーションが私と西山さんで微妙に異なるのではないかと思う。

西山さん、阿部さんと初めて会ったのは、2011年の夏か、その前後だったと思う。

2人は「I LOVE下北沢」という「食べログ」の下北沢限定版みたいなサービスを作り、ITを使って地域活性化をするという仕事を会社員としてしていた。

株式会社パイプドビッツにI LOVE下北沢事業部という部署があり、その部長が西山さん、社員が阿部さんだった。

部長というと偉そうに見えるが、西山さんと阿部さん2人だけの事業部なので、全部2人でやっていて、西山さんも部長らしい偉そうな感じはなかった。

アイラブ下北沢のサイトは2011年4月からあるが、西山さんと阿部さんは事業の立ち上げメンバーではなかった。

当時(2011.4.5)のパイプドビッツのプレスリリースを見ると、「ガッシー」と名乗る男性と「カナポン」と名乗る女性がいて、二人で始めたようだった。

2人はいつしかいなくなり、西山さんと阿部さんが事業を引き継いでいた。私は前任の二人とは面識がなかったのだが、下北沢ブロイラーの黒田さんは「ガッシーというのは岩井をちゃんとしたようなやつだ」と言っていた。

ガッシー、元気にしてるかなぁ。

アイラブ下北沢はパイプドビッツの1事業から始まり、2017年3月に株式会社アイラブとして独立した。

カレーフェスをはじめ「ばるばる下北沢」「下北沢古着マーケット」などのイベントを企画運営し、下北沢の地域活性化の一端を担っているが、2011年当時は事業立ち上げ1年目ということで試行錯誤していた。

食べログと同様にお店から毎月いくらかの広告料をもらって収入を得る事業だったので、下北沢のお店を取材して、情報をアイラブ下北沢のホームページに掲載したり、下北沢で働く人を紹介する記事を書いたり、いろいろ頑張っていたが、事業が軌道に乗るまでなかなか大変そうだった。

アイラブ下北沢のことを知っている飲食店の方も、アイラブ下北沢のことをイベント会社と思っている方が多いと思うが、元々は「ITを使って地域活性化をする会社」で、今もそれは変わっていない。

カレーフェスではI LOVE下北沢アプリを使ってスタンプラリーができるようになっているが、そういう会社だからという経緯がある。

しかし、アプリというのは新しく作っても、沢山の人にダウンロードして使ってもらうまでとても難しい業界だそうだ。

そういう意味ではカレーフェスが盛り上がり、そこに来たお客さんがスタンプラリーをするためにアプリをダウンロードするという仕組みは、なかなかよくできているなと思う。

スタンプラリー以外にどうやったらアプリをもっと活用してもらえるかは今も課題になっているが、テイクアウトの注文ができるようにしたり、お店を検索する機能が年々バージョンアップされていたり、少しずつ改良が重ねられている。

2011年11月3日(文化の日)に下北沢カレーフェスティバル誕生のきっかけとなったイベント第1回下北沢カレー王座決定戦を開催することになり、アイラブ下北沢はこのイベントのスポンサーになってくれた。

これがアイラブ下北沢の2人と岩井の出会いだった。

カレー王座決定戦でカレーを食べている人の写真のフォトコンテストをし、優勝賞金の3万円をアイラブ下北沢がスポンサーとして出してくれた。

記憶がやや曖昧なのだが、カレー王座決定戦と同時期に下北沢のハロウィンイベントでも写真コンテストをアイラブ下北沢でしていて、賞金3万円がほしかった私はメールアドレスをたくさん作って自分の写真に投票し優勝を狙った。

だが、IPアドレスかなにかを調べると1人がいろんなメールアドレスで投票していることは主催者に丸わかりらしく、すぐにばれて後日西山さんから叱られた。

阿部さんはカレー王座決定戦の当日にチラシ配りを手伝ってくれ、それが私との最初の出会いではないかと、最近(2021年6月)阿部さんから聞いた。

カレー王座決定戦の当日は私は司会や運営で手いっぱいで、阿部さんと会った記憶がない。阿部さんとの出会いの記憶は意外と薄かった。

へ続く)

 続きを一気に読みたくなったらnoteもあります。

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