東京では3月下旬に桜が咲き、4月になって散り始め、10日には葉桜になっている木もちらほら。
毎年のことではあるが、桜というのはパーッと盛り上がって、サーっと終わる。
桜が終わると、新緑の季節、木々の葉が青々としてくる。気候もよく、散歩日和だ。
街をあてもなく歩いていると、自動車が入れない幅の細い道を見つけることがある。
滋賀自賛という連載なので、本当はもっと滋賀のことを書きたいのだが、帰省もしばらくできていないし、自転車で琵琶湖一周を3回した話(中学、高校、30歳)を書くには、当時の写真をハードディスクから発掘する必要があり、それにはまだ時間がかかりそうだ。
ということで、東京で見つけた細い道(東京のほそ道)の話も書いてみようかと思う。
先週、いいほそ道を見つけたので、そのことを誰かに教えたくて、うずうずしていたのだ。
昨日も、なかなかよさげなほそ道を東京都の豊島区で見つけた。
こちらはぎりぎり自動車1台が通れる幅ではあるが、なかなかいいほそ道だ。
道幅の狭さも大事なのだが、長さも大事なポイントだ。先が見通せず、どこまで続いているのかわからない感じがとてもいい。歩いてみたくなる。
途中に井戸があった。今でも使えるようだ。
使えなさそうな井戸もあった。
謎の象もあった。
これも謎だ。猪を捕まえる罠に使えそう。
そして花がキレイだ。
桜が終わると新緑の季節と思っていたが、今はまだまだ花の季節なのだ。
見たことのない、いろんな花がある。
通りを抜けると、めちゃくちゃメジャーな商店街の看板が突然現れてびっくりした。
おばあちゃんの原宿。東京に住んで18年。なんだかんだで初めて来た。
最寄り駅からではなく、隣駅から住宅街を通って、意図せずここにたどり着いたというのがまた面白い。