(③の記事の続きです)
カレーフェスを立ち上げたメンバーについて書いておく。
立ち上げメンバーは4人。
この記録を書いている岩井。
カレーまんを1年目から今に至るまでずっとやっているラッパーのD=BLACK(ディーブラック)。
この4人でカレーフェスを始めた。
カレーフェスを始めた頃、1人1人に立派な肩書をつけた。
岩井が総合プロデューサー。
西山さんがチーフディレクター。
阿部さんがエリアマネージャー。
ディーブラックがカレーまんというイベントのマスコットキャラクターであり、下北沢カレーフェスティバルの代表。
プロデューサーは岩井1人しかいないのにわざわざ「総合」プロデューサーとし、ディレクターも1人しかいないのに「チーフ」をつけて偉い人みたいな響きにし、下北沢という街だけでやってるのに「エリア」マネージャー、マスコットキャラクターなのにイベントの「代表」。
そんな大げさな肩書をつけて自分たちの気分を鼓舞していた。
自分たちと言ったが、西山さんや阿部さんが肩書のことで浮かれていた記憶はないので、盛り上がっていたのは私だけだったかもしれない。
「内村プロデュース」というテレビ番組が好きだったのでプロデューサーという言葉の響きがかっこいいと思っていた。
「岩井P」と呼んでくれる人もいて、まんざらでもなかった。
立ち上げメンバーの4人の他に、この人がいなかったらカレーフェスは1年目からうまくいかなかっただろうという方が2人いる。
チラシ、マップ、景品のTシャツなど制作物一式を作ってくれたデザイナーのm-ninaさん。
休憩場所として事務所を貸してくれたり、いろいろな形で物理的にも精神的にも応援してくれた下北沢情報サイト「しもブロ」の黒田さん。
2年目以降は関わる人も増えて、本当に沢山の方のお世話になりながら大きくなっていく下北沢カレーフェスであるが、1年目の立ち上げの段階では、まだまだ身内というか、面識のある人たちに手伝ってもらいながらの運営だった。
m-ninaさんと黒田さんに次いで、1年目とてもお世話になったのが「カリーまん」をやってくれたOさん。
事務所所属の俳優なので名前は出せないのだが、カレーまんの弟「カリーまん」という設定で1年目のカレーフェスでは大活躍してくれた。
ディーブラックと学生時代に先輩後輩だったという縁でカリーまん(“カレー“ではなく“カリー“として差別化)をしてくれたのだが、ユーモアのある明るい3枚目キャラのカレーまん(兄)と、シャイで整った顔立ちの2枚目キャラのカリーまん(弟)という兄弟設定のコンビは息が合っていて、バランスも良かった。
またいつの日か、カレーまんブラザーズが帰ってくることを楽しみにしているが、その前にOさんが俳優として有名になる日を楽しみにしている。
その他にも、1年目からたくさんのボランティアスタッフの方たちにお世話になった。
大半はアイラブ下北沢やカレーフェスとしてのボランティア募集だったり、西山さん、阿部さんが呼びかけて集まってもらった気がする。
カレーフェス期間中は私はほとんどカレーまんブラザーズと一緒に街をうろうろしていたのでボランティアスタッフの方と関わる機会は多くはなかったが、皆さんその節はありがとうございました。
(こんなことを書いていたら、ちょうどこの頃、テレビCMにOさんが出演していてタイムリーだった。メインの役ではなかったが、5人くらいの出演者の1人としてばっちり映っていた)※2021年10月頃の話です
(⑤につづく)
全部で⑪まであります。続きを一気に読みたくなったらnoteもあります。