ちゃぶだいケンタ
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ちゃぶだいケンタ

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「ちゃぶだい」で検索すると、「ちゃぶだいケンタ」という漫画が検索結果として表示される。全く知らない漫画、作者のうめについてはなんか見たことある、かなぁ程度で全然分からない。でも、タイトルに「ちゃぶだい」が入ってるし、表紙にもちゃぶだいが描かれている。まあ、とりあえず読んでみるかというテンションで購入したわけです。

ちゃぶだいケンタ スペシャル版

4冊揃ってますが、最初に買ったのは1巻のみ。で、その1巻を読んで思ったのは、

「もう、なんかむちゃくちゃな漫画やな」

ということ。飲んだくれダメ親父と、それに振り回されまくりで小学生にもかかわらず自ら稼ぐ息子(ケンタ)、そんな二人の周辺にいる人たちによる物語なんだけど、まあ1巻は結構キツかった。画がどっちかというと苦手な感じだと言うこともあるけど、それを遙かに上回る勢いで壮絶な設定なんだよなぁ。突き抜けてる。で、1巻を読んでしばらく放置していたんだけど、改めて読んでみるとその突き抜けた先に人間という生き物の真理が描かれていると気づいた。

で、2~4巻まで揃えて通して読んだわけですが、相変わらず無茶苦茶。でも、先ほども書いたとおり人の真理やら、人の存在する意味に通じており、読めば読むほど味わい深いちゃぶだいケンタワールドにのみ込まれてしまっていたのだ。あと、どんどん画がうまくなってくよなぁ、と思ったらこの作品はうめのデビュー作でもあったのだ。4巻のあとがきに連載中の経緯が色々書かれていて色々納得しました。

ちなみに特に強く触れられているわけではないのですが、当たり前のようにケンタの家にはちゃぶだいがあります。物語に影響を与えるわけでもなく、ただただ、そこにはちゃぶだいがあります。でも、まあ、ちゃぶだいってそういうもんなんだよな、主役になるわけじゃないモノだよね。

しかーし、私は気がついてしまった。うめの公式サイトのタイトルが「CHABUDAI」であり、ドメインが私が本来取得したかった chabudai.com であることに、、、。そう、ちゃぶだいにこだわっていたのは作家本人だったのだああああああ! なんてこったい。ちなみに、うめというのは小沢高広さん(企画・シナリオ・演出担当)と妹尾朝子さん(作画・演出担当)の2人組漫画家であり、さらにはご夫婦でもあるとか。どちらがちゃぶだいにこだわってるのか伺いたいところだ。

「ちゃぶだいケンタ」オススメかどうかを聞かれるとなんとも言えないというのが正直なところだが、なんだか人のことが嫌いになりすぎやさぐれているタイミングで読んだ俺は、明らかに救われました。さんきゅーケンタ。

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