長野市 味の道くさ いむらや
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味の道くさ・いむらや。「美味いのか」「不味いのか」論争について

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井村屋コラボ『朝日屋コラボ松阪牛すきまん』

五十音で長野界隈の情報を発信する2回目となります。

今回は「い」で始める記事テーマですが、連日連夜の企画会議(ひとり飲み)で長野界隈にまつわる「い」の各候補たちが選出されましたが、最終的に絞りこまれた、「イタリアン」「飯山」の2候補との接戦争いの末、僅差で当選したのが、今回ご紹介する「いむらや」であるわけです。

いむらや?

おいおい、またかよ。そんなの長野に関係あんのかよ?
知ってるよ、肉まん、あんまんのアレだろ?

もしかしてなんかキャンペーンとかやってんの?
そういうのは「ちゃぶねこが気になるリリース」の方でやってくれりゃいいんじゃねーの?と思われた方も多々いらっしゃるかもしれません。

違うんですよ。
中華まんシリーズのいむらやは「井村屋」さんなのです。
なんなら本家の井村屋さんのキャンペーンはこちらで確認してくださいませね。

なので、誤解なんですよ。
こちらのいむらやは「味の道くさ・いむらや」です。

正直なところ井村屋さんとはまったく関係ございません!

もしかしたら、めっちゃ調べたら関係性が出てくるかもしれませんし、「味のみちくさ・いむらや」がめっちゃ有名になったら、本家の井村屋とコラボ商品をリリースする可能性もゼロじゃないですが。今のところその確率は天文学的数値レベルでゼロに近いです。(失礼)

というわけで、今回は、

「味の道くさ・いむらや。美味いのか不味いのか論争について」

についてご紹介してまいりましょう。

「味の道くさ・いむらや」とは

「いむらや」は長野市内にある、いわゆる“町中華”ジャンルの飲食店です。ラーメンと焼きそばメインの中華食堂ってかんじですね。現在は2店舗が営業していて、創業が昭和30年らしく、60年以上の歴史がある老舗ということだそうです。

いむらや 権堂店

ていうかね、

調べて思ったんですけど、もう「いむらや」ってインターネット上に十分情報が溢れてるじゃないっすか。もう、ここで紹介する必要なくないですかね。

長野人のふるさとの味「いむらや」のあんかけ焼きそば

https://yakitan.info/archives/imuraya

写真もいっぱいあるし、見てるだけでお腹いっぱいになりそうだし、安くてボリューミーでコスパ最強で、あんかけの餡がめちゃ甘くて辛子酢(現地では“スガラシ”という言い方の人も結構います)をドバドバかけて食べる長野市民のソウルフードってことでしょ?

そうです、そうなんです。
まさに、そのとおり、そう。

んじゃあ、もういいかな、今回は。

ネトフリで浅草キッドとか見なきゃいけないし、このへんでね。

お疲れっすー!

っじゃないんです!

終わらないんです!

この長野市民のソウルフード、「味の道くさ いむらや」。現地では、このいむらやに対する「美味のいか」「不味いのか」の仁義なき論争が、地味に勃発しているのです。

そこで今回は、私がこの10年間の長野市生活で独自にリサーチした内容と、そこから導き出される、あっさり薄口の考察等々をご紹介したいと思います。

味の道くさ いむらや「美味いか」「不味いか」の仁義なき論争

先ずは、美味い派の証言から。

<美味い派の証言>

・子供のころから家族全員で食べている。
・学生のころ部活帰りとかによく食べた思い出の味。
・たまに無性に食べたくなる。
・強烈な甘さがクセになる。
・辛子酢をかけて食べると最高。

そして、不味い派の証言。

<不味い派の証言>

・長野市の地元の人に薦められたから行ってみたが、正直微妙だった。
・味が甘すぎてキツイ。
・ボリュームがありすぎてヘビィ。
・見た目が苦手。
・シュウマイが粉だけでできているらしい。
・旦那の実家に帰省したら必ず食べるのが辛い。しかもテイクアウトしてくるから余計にヤバさが増長される。

「いむらや美味い派」も「いむらや不味い派」も、本当にどっちもリアルな声なんですよ。これがまた。

まあ、こうやって意見を並べてみると、美味い派は「思い出込みの刷り込まれた味を懐かしんでいる」あるいは「慣れ親しんでいるので昔ながらのいつもの味ベースでベロがもう「いむらやベロ」になってしまっている」、というように考えられますね。

一方で「不味い派」の意見としては、「味や見た目が苦手もしくは口に合わない」といったような客観的なコメントになっているという点がポイントです。さらには「思い出の押しつけ」、さらにさらには「旦那の実家」という不可避の状況に耐えられない苦痛の叫びとも取れる意見も見られます。「味」+「選択の不可避」の反感要素同士が相互作用を生んで、負のスパイラルを生んでいるように見受けられるという状況です。

と、いうわけで、この記事を書いていたら、改めてその味を体感せずにはもう記事を書くことができない!という気持ちになってしまいました。

自称「長野で一番の最強中立野郎」ことワタクシめが、実食に行ってまいりましたので、ご報告させていただきます。

一旦下記に動画をまとめましたので、しばし御覧くださいませ。

今回オーダーしましたのは、定番王道、看板メニューの「あんかけ焼きそば」「シュウマイ」でございます。

オーダーのシステムは、まずレジにて注文+支払いを済ませます。おもむろに食券を渡されわたされた後、指定された座席で待っていると品物が運ばれてくるという仕組みです。水はセルフです。

卓上には醤油、ソース、コショウなどの後がけ基本調味料が並んでおりますが、一見見慣れない黄色い液体がございます。これがかの辛子酢(スガラシ)というスペシャルブレンドソースでございます。お酢にあらかじめ辛子が溶いた状態というわけですね。こいつを後ほどあんかけ焼きそばにぶっかけてやるのが長野スタイルとのことでございます。

あんかけ焼きそば&シュウマイの詳細説明

距離近すぎてすみません!
  • 量(ボリューム感)
     一見結構なボリューミーさを感じるビジュアルなのですが、揚げ麺がかさばっているので、半分は空気ということになります。見た目のボリューム感を演出しているということで目で見て満腹感を誘う効果があるかと思われます。
  • 温度
     あんかけというと、片栗粉が熱を持ち続けて、アツアツで猫舌の人なら一口いくまでにだいぶ時間をかけなければならない場合もあるのですが、これに関しては、全然過剰な熱さはありませんでした。時間のない忙しい人のランチタイムでもサクサク食べることができるという意味では便利で、むしろ良心的とも言えます。ただし、テイクアウト等をした場合は追加の過熱が必要かと思われます。
  • 味・食感
     最大の問題は、ここです。あんかけ焼きそばは、揚げた細麺の上に、キャベツ、レンコン等の数種類の野菜とシイタケやキクラゲなどのキノコ類がたっぷり入った状態で、溢れんばかりの色濃い餡にまみれております。

     それは音楽に例えたとしたならば、ブルースやソウルの要素を色濃く残し、荒削りで雑味たっぷりの“ごった煮”感を醸し出す、良い意味で古き良き時代を感じさせてくれる、そう、そんなジャズの名盤のような佇まいなわけです。

David T walker / Going Up!

って感じかもです。

嘘です。

褒めすぎました。でもまあ、見た目はそんな感じでもあります。

すみません、味の説明に移ります。

一言で申し上げましょう。

甘いー!

私個人の味覚からすると、めっちゃ甘いです。

若干大げさかもしれません。田舎の甘辛料理を想像すれば、別にその範疇の甘さかもしれません。昔懐かしい砂糖多めの甘い餡掛けといえばそのとおり。

がしかし、私、甘めの食べ物が全般的にあまり得意ではございません。特に砂糖感が強いお菓子以外の食べ物は好き好んで食べたりする習慣が無いのです。ですので、そういった趣向の人からすると、とてつもなく甘く感じてしまうのでございます。なるほどなるほど。今回の取材で自分の味覚の傾向について改めてよくわかりました。

続いてシュウマイです。

「肉がまったく入ってない、粉だけで出来ているのでは?!」という都市伝説的な噂があったのですが、今回食べたところ、入っていました。というか、しかし気づかないぐらいのすごくささやかな量でした。ほとんどが白いです。

「シュウマイ=肉ぎっしり」のイメージを持っていらっしゃる方は、間違いなくショックを受けるレベルの配分量になっております。

まあ、私は個人的には全然嫌ではないレベルです。むしろ好きなくらいかもしれません。
ある意味で爽やかです。もちもちしてますけど、口の香中で溶ける感じです。

ある意味、溶けるシュウマイです。

(※この表現、大トロとかA5ランクの牛肉とかで使うやつですね。それとは全然違いますんで、すみません。)

縦位置の写真を無理やり横にトリミングしております。

ちなみに、こちらの紹介記事でも取り上げられている「シュウマイの本」の著者である、シュウマイを偏愛し、ほぼ毎日食べ歩くシュウマイジャーナリスト&研究家・シュウマイ潤さんのインスタグラムでもしっかり紹介されていらっしゃいました。さすがです。

https://www.instagram.com/p/CSB9fQkh-Fv/

さて、その他の情報にも触れておきましょう。

  • 提供スピード
    満席のわりには、さほど待った感じはありませんでした。良いと思います。
  • 価格
    あんかけ焼きそば(590円)は内容量からすると、かなり良心的だと感じます。シュウマイ(1個80円)は、そうですね、これもまあ安いのではないかなと思います。ただし前述のとおり、肉ギッシリ派の方は「思ってたんと違った!」感がハンパないですのでその点はご注意ください。
  • 店内
    昔ながらの食堂ってかんじです。年季はいってるなーと。ノスタルジック派の人にはオススメです。

  • 老若男女、ホワイトカラーもブルーカラーも、引退方面のシニア系チームも、みんな、味の道くさをしたがっている、といった感じでした。そして静かに黙々と道くさと対峙している雰囲気です。
    や、別にしゃべっても全然OKな感じですけどね。隣に座ったオッサンも結構大きめな独り言をしゃべり続けてましたからね(違う意味でやばいけどね)。

味の道くさ いむらやの総合感想コメント


周辺の聞き込みや、店内の連日満席の状況を見ると、コアなファンがたくさんいるということはよく理解できました。長年愛されているお店なので、それはとても良いことだと思いますし、これからも応援していくされるべきお店かと思います。

ただし、ワタクシ個人的には餡がかなりの甘さでして、辛子酢をかけても、なお甘いという代物ですので、正直なところ、次回はいつ行ってその味を確かめるのかについての予定は立っておりません(笑)。しかも、ちなみにノーマルな醤油ラーメンも甘めです。

なので、長野に旅行で来て、地元の人が普段よく通う昔ながらの町中華の候補としては検討いただいてもよろしいかと思います。

というわけで、今回は長野市の老舗の味、最初から「味の道くさ」と宣言しているところがある意味での誠実さを醸し出していてお店の姿勢として大いに好感が持てる「いむらや」さんをご紹介いたしました。

次回は「う」で始まる長野界隈の話題をお届けいたします。

それでは皆様ごきげんよう。

多謝再見。war is over。平和にお過ごしください。きよしこの夜、メリクリ☆

愛と平和!ピース!

ピース!

忌野清志郎 IMAGINE
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